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はじめに |
よみうりランドラッコ館で5頭の赤ちゃんを産み育てたラッコのマイちゃん(推定12歳)が平成14年10月21日夜、下田海中水族館で息を引き取りました。 妊娠後の経過が芳しくなく、10月初旬から食事もほとんど受け付けず、母子共に危険な状態なため手術が行われましたが、残念ながらマイちゃんとその赤ちゃんの命を救うことは出来ませんでした。 * マイちゃんは、よみうりランドラッコ館で5頭の赤ちゃんを産み育てたメスラッコで、個性的なよみうりランドのラッコたちの中でも中心的な存在でした。 私、松田はラッコ館の閉館の半年ほど前からその動向を追っており、引っ越し先である下田海中水族館へも何度か足を運んできました。 今回、こうしてマイちゃんの記事を書いたのは、偶然にもその訃報を現地で知り、担当者から詳しいお話を伺った者として、多くの方にそれを伝える義務を感じたからですが、それ以上に、思い入れの深いマイちゃんのへ供養と、ぽっかり空いた心の穴を埋めるためでもあります。 そんな私的な試みですが、どうか、お付き合いください。 |
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マイちゃんと僕 |
マイちゃんは僕にとって、かなり特別なラッコだった。 だが、そこには、マイが運び出された後の空っぽの水槽があった。 |
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10月23日(はれ)下田にて |
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10月23日、天気の良い水曜日。一人で特急に乗り3時間ほどかけて伊豆の下田に向かった。 |
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マイは元気だよ!! |
| 相手は生き物で、特に飼育が難しいと言われているラッコだ。その生き死には当たり前のことかもしれない。 だが、生まれたラッコはニュースになるが、死んだラッコの多くは誰にも語られず忘れ去られる。 こうして、HPに書いているのは、それがいやだったのかもしれない。 僕が、マイのいない空っぽの水槽に対面した日の朝に、本来の引受先である江ノ島水族館のスタッフが、彼女の亡骸を引き取りに来たという。 その亡骸がどうなったかは知らない。 僕は、ふと思う。アラスカの海で捕獲され、はるばる日本にやってきたラッコ。 |
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元気だった頃のマイちゃん(右側) |
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付記:よみうりランドのラッコ達の移動先
2002年2月末に閉鎖されたよみうりランドラッコ館から移動したラッコたちのリスト |
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マイちゃん
推定12歳♀ |
下田海中水族館へ (江ノ島水族館より預かり) |
アラスカ生まれ。よみうりランドラッコ館で5頭の子ラッコを生み育てた。 下田海中水族館のチャオの子を宿したものの、妊娠後の経過が思わしくなく10月21日他界。 |
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メイちゃん
推定11歳♀ |
マリンピア松島水族館へ |
マイと一緒によみうりランドに来たアラスカ生まれのメスラッコ。 |
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ソラくん
2歳♂ |
鶴岡市立加茂水族館へ | マイちゃんとドンくんの間に生まれた三男。現在、♂ラッコのカモくんと同居中。まあまあ仲良くやってる。お髭は伸びてました。 |
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リクくん |
サンシャイン国際水族館 |
マイちゃんとドンくんの間に生まれた四男。現在、年長の♀ラッコと同居中。オモチャを独り占めして元気。 |
| ・他にも、マイちゃんの元旦那さんドンくんは鳥羽水族館で元気。(2003年残念ながら逝去) ・長男のユウくん(7歳オス)は青森の浅虫水族館で元気。(2004年息子モモタロウ誕生) ・次男のパルくんは(5歳オス)マリンピア松島水族館でメイちゃん達と三角関係? ・長女のベルちゃん(4歳?メス)は鴨川シーワールドで暮らしてます。 |
■このページの文責は、「ラコラの旦那さん」こと、松田(E-mail : behind@nna.so-net.ne.jp) にあります。 ■リンクは |